- 2011/08/22
- 「夏」を乗り切る食事
まだまだ30度以上にもなる日が続きますね\(◎o◎)/!
皆さん体調はいかがですか?
「食欲がない」「疲れやすい・だるい」「睡眠不足」など夏バテにより体調を崩している方はいませんか?夏は、一般に食欲が減退する傾向があります。そのために栄養のバランスが崩れ、体力が低下し「夏ばて」を招くことがあります。
食事でのポイントをおさえ、元気に暑い夏をのりきりましょ~~(^○^)
☆食事をしっかり摂り、疲労回復☆
食事の基本、主食(糖質)+主菜(たん白質)+副菜(ビタミン・ミネラル類)を意識しましょう。 糖質は元気(エネルギー)の源、たんぱく質(肉・魚類・卵・大豆製品)で抵抗力がアップ、ビタミン・ミネラルで体の調子を整えます。ビタミンの中でも、ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える代謝を助け、夏ばてなどの疲労回復に即効性があります。
ビタミンB1は、「豚肉・うなぎ・レバー・枝豆・玄米など」に多く含まれ、強い殺菌効力と疲労回復効果のある栄養成分アリシン(にら、たまねぎ、にんにく、生姜)と一緒にとると、吸収率がアップします。
たとえば、そうめんだけではなく、冷やし中華のように野菜、卵、お肉などをトッピングすると栄養効果とともに、疲労回復度もアップします。
その他、ビタミンC(レモン、ブロッコリー、キャベツ、ゴーヤ、キウイフルーツなど)には、暑さなどによるストレスから身体を防御する働きや、美白効果があるので夏の日焼けしたお肌の疲れにも効果的です。
ビタミンB1・Cは、摂りだめすることができないビタミンですので、普段から特に意識してとりたい栄養素です。
☆上手な水分補給で疲れ知らず ☆
熱中症をさけるためにも、適量の水分補給が欠かせません。
汗は、水分だけでなくビタミンやミネラル、特にナトリウム(塩分)の成分が多く排出します。スポーツ飲料には、汗の成分の喪失分を補給するために、ナトリウムや糖質(ナトリウムの吸収を高め、エネルギー源となる)が主に含まれています。
運動時など多量に汗をかいた時には、水分とあわせてそれらの補給をすることで疲労回復が高まります。 ですが、ナトリウムや糖質は、たくさん含まれていればよいわけでなく、ペットボトル(500ml)1本あたり、ナトリウム200~400mg、
糖質25~30mg含まれているものを目安に少量ずつ、飲むことをお勧めします。
しっかり水分補給といいながらも、水分の摂りすぎは、胃酸を薄め、食欲不振・消化機能低下の原因となり夏ばてを助長してしまいますので、注意してくださいね。
また、清涼飲料水には、意外に糖質を多く含むものもあります。これによる糖質過多も、ビタミンB1の補給が間に合わず、疲労の原因にもなりかねません。
もちろんカロリーオーバーにも注意です。水分補給にはスポーツドリンクとカロリーのないお茶やお水を上手に取り入れることが、疲労予防のコツでもあります。状況によって、飲む量や種類を選ぶことが大切です。スポーツドリンクも常用として飲む場合は、糖質が多いので1.5倍~2倍に薄めておくとよいですね。
もう少し続く残暑を乗り切りましょう!!
あっ!!偶然にも明日22日の昼食は冷やし中華です。
糖質・タンパク質・ビタミンたっぷりです♪
ぜひ食べに来てくださいね(*^。^*)